【V5.5の主な新コマンド・新機能】
KeyCreator V5.5
では、形状修正コマンドに新機能が多く、曲面のデザイン機能が強化されています。また、外部変換バージョンはCATIA
V5が最新のR16にアップするなど、各種最新バージョンへ対応しています。
【曲線の変形】
ユーザ指定の表示カラーと曲率プロットを設定することにより、より優れた制御を行うことが出来ます。
点、接線ベクトル、曲率を拘束する拡張機能もサポートしています。
【曲面の変形】
ダイナミックに制御点、拘束点、面の境界線の連続性を編集できます。点、法線、曲率拘束が追加編集でき、複雑な面の形状をッ直感的に変更できます。
【面のスムーズ化】
隣接する面間の境界線を接線(G1)または曲率(G2)接続に整合して、曲面をスムーズに修正します。
【ボディリシェイプ機能】
3Dの全体形状をダイナミックに変更することができます。
製品デザインのどのプロセスでも、元のベースの曲線とターゲットの曲線を指示するだけで特別仕様のモデルを簡単に作成できます。
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ベースの曲線(緑のスプライン)を、ターゲットの曲線(赤のスプライン)に合わせてリシェイプする
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【再カバー機能】
悪い面を取り替えたり、面の制御ネットサイズを減らしたりする時に役立ちます。
【カメラアイウィンドウ】
別のカメラ位置方向から見たモデルをKeyCreator内へ映し出すもう一つのビューウィンドウです。モデル内のカメラ位置及び方向は、座標軸(モディファイア)をドラッグしたり、コンバセーションバーのオプションメニューでX、Y、Z値を増減し、制御します。

【事前選択】
コマンドを選択しなくても直線、スプライン、面などの要素情報がツールチップで表示されます。ハイライトした要素をクリック(選択)してからコマンドが実行できます。

【NURBS渦巻き】
渦巻き形の2D
NURBSスプラインを作成します。回転するときの角度やループ間の距離、ループの向きを選択し、中心位置指示します。

【外部変換バージョン】
赤字がV5.5で新たに対応したバージョン
データ形式 |
バージョン |
入力 |
出力 |
ACIS(SAT) |
1.5 - R16 |
○ |
○ |
Catia V4 |
4.1.9 - 4.2.4 |
○ |
○ |
Catia V5 |
V5 R2 - V5 R16 |
○ |
× |
Parasolid(X_T)
Parasolid(X_B) |
[入力] 10.0 -
17.0.129
[出力] 12.0 -
17.0.129 |
○ |
○ |
Pro/E |
16 - 2001, Wildfire1, Wildfire 2 |
○ |
× |
Solidworks |
96 - 2006 |
○ |
× |
STEP |
AP203 、 AP214 |
○ |
○ |
UG |
11 - 18 and NX1, NX2, NX3, NX4 |
○ |
× |
DXF/DWG |
R11 - R14,
2000,2002,2004,2005,2006 |
○ |
○ |
Autodesk Inventor |
6,7,8,9,10 |
○ |
× |
IGES読込 |
5.3まで |
○ |
- |
IGESワイヤー |
[出力] 5.3 |
- |
○ |
IGES図形 |
[出力] 5.3 |
- |
○ |
