エラー訂正機能（FEC）搭載 ※１
ギャランティ型ネットワークサービスと違い、ベストエフォード型のネットワークを利用した映像伝送では、パケットロスによる映像の乱れが顕著に発生していましたが、このエラー訂正機能により伝送中のパケットロスを補うことで安定した鮮明な映像 ※２ を提供することが可能になりました。

※１ エラー訂正機能及び関連技術は、西日本電信電話株式会社、富士通株式会社、クボテック株式会社の3社共同で特許出願中です。
※２ 本製品のエラー訂正レベルを超えるパケットロスが発生した場合は、画像に乱れが生じる可能性があります。

セキュリティー機能
エンコーダ／デコーダ間でネゴシエーションを行い、認証した 機器とのみ映像の配信、受信をおこないます。第三者からの割込みや、なりすましを防ぐことができます。

送信ストリームのシェーピング機能
従来のエンコーダは、MPEGストリームをバースト状に送信するため、ネットワークが広帯域から狭帯域に変化する部分でパケットロスが発生します。MNB720ENCでは、独自の帯域制御技術により、この問題を解決します。

PPPoE機能搭載
エンコーダ／デコーダにはPPPoE機能を搭載しており、FTTH回線を直接本体LANポートに接続できます。後は本体の電源をONにすればすぐに映像配信／受信ができます。セットアップが簡単で、複雑な設定をする必要がなく、機器構成の簡素化ができます。

設置場所を選ばないコンパクトサイズ
設置場所を選ばないコンパクトサイズです。（19インチラック1Uハーフサイズ）
19インチに搭載する場合は、オプションの19インチラックマウントキットをご利用下さい。

ユニキャスト/マルチキャストをサポート
FTTHを利用した遠隔地からの映像配信はもとより、マルチキャストを使用した大規模ネットワークでの映像配信が可能です。
※マルチキャストはエラー訂正機能に対応しておりません。

業務用機器対応
ビデオ入出力にアナログコンポーネント、オーディオ入出力に アナログ平衡XLR-3ピンを採用し、放送映像としても利用できる程度の高画質を実現しました。
・Video IN コンポーネント、S-ビデオ、コンポジット
・Video OUT コンポーネント、S-ビデオ、コンポジット（RGB出力もサポート）

また、オーディオは、アナログ不平衡RCAに変更可能です。（工場出荷時オプション）

シリアルポート、パススルー機能
デコーダのシリアルポートに接続したカメラコントローラから、 エンコーダのシリアルポートに接続したカメラをコントロールすることができます。

TBC(Time Base Corrector)をサポート
入力画像信号中の同期信号のタイミングずれを吸収し、安定したエンコード処理を実現しました。

コンパクトなサイズで設置場所を選びません
W222×H42×D227の小型サイズなのでどこにでも設置できます。（19インチラック1U1/4）
19インチラックに搭載する場合はオプションのラックマウントキットをご利用ください。

伝送状態がリアルタイムで確認できます
受信したパケット数、ロスしたパケット数、またエラー訂正し たパケット数を表示することで、ベストエフォートな回線を使 用するうえで必要な、帯域の把握をすることができます。 また、配信状態や受信状態、ストリームタイプ、ビットレート、 受信アドレスの表示もでき、エンコーダ／デコーダの動作状況 が一目で確認できます。