H.264ビデオ符号化
従来のMPEG-2に比べて、約数倍以上の高圧縮符号化H.264を採用しています。解像度はSD(720×480)からフルHD(1,920×1,080)まで対応し、高画質の映像伝送が可能です。
低遅延
MNB9000ENCには、通常遅延モード、低遅延モード、超低遅延モードの3種類の遅延モードが用意されています。伝送のアプリケーションによって、適切な遅延モードを選択できます。
■通常遅延モード:800ms
■低遅延モード :100ms〜300ms
■超低遅延モード:33ms〜100ms
※上記遅延量は、ASI伝送/MNB9000ENC-DEC対向時の値です。IP伝送時の遅延量はこれよりも大きくなります。
※低遅延、超低遅延モードはMNB9000DECとの対向接続で使用可能です。
※通常遅延モードで、MNB980/MNB96xとストリーム互換が有ります。
通信インターフェース
IP伝送用 LANインターフェース1000BASE-T×2ポートに加え、DVB-ASIインターフェースを標準で搭載しております。IP/DVB-ASIを切替えて使用することができます。
業務用機器対応
ビデオ入出力にHD/SD-SDI、アナログコンポーネント/コンポジット、オーディオ入出力にSDIエンベデッドオーディオ、バランス入出力(アナログ)を採用し、放送映像としても利用できる高画質を実現しました。
FS・GENLOCK標準搭載
FSを内蔵し、BB、3値入力同期に対応したGENLOCKを標準搭載しました。
PPPoE機能搭載
エンコーダ/デコーダにはPPPoE機能を搭載しており、FTTH回線を直接本体LANポートに接続できます。後は本体の電源をONにすればすぐに映像配信/受信ができます。簡単なセットアップで機器構成の簡素化ができます。
送信ストリームのシェーピング機能
従来のエンコーダは、ストリームをバースト状に送信する為、ネットワークが広帯域から狭帯域に変化する部分でパケットロスが発生しますが、MNB9000ENCでは、シェーピング機能を搭載することで、この問題を解決します。
TOSベースのQoSに対応
TOSベースのQoSに対応しました。リアルタイム性、確実性が求められる音声や映像などのデータを、QoS機能(優先制御サービス)をもつ同一ネットワーク上で優先的に伝送することが可能です。
ファイル通知モード対応
ファイル通知モードに対応しました。MpegBlockControllerで蓄積されたH.264ファイルを自動送信、自動受信、手動転送、トリガー転送が可能です。
パソコンレスで簡単操作
機器本体の操作コンソールから、ネットワークの接続に必要な設定やビットレート設定などが行えます。また、複数の設定をプリセットする事ができますので、スムーズな映像伝送が可能になります。
制御用RS232C/RS422を標準搭載[カメラコントロール機能]
シリアルポート・パススルー機能をサポートしており、デコーダに接続したカメラコントローラから、エンコーダに接続したカメラをコントロールすることができます。
製品名 |
MpegBlockW |
型番 |
MNB9000ENC |
標準価格 |
オープン |
ビデオ |
符号化方式 |
ISO/IEC14496-10(H.264/AVC)に準拠 |
フレームサイズ |
1,920×1,080×59.94i/50i、1,440×1,080×59.94i/50i、1,280×720×59.94p/50p、720×480×59.94i、720×576×50i |
ビットレート |
HD:3〜20Mbps、SD:1〜20Mbps ※1 |
オーディオ |
符号化方式 |
ISO/IEC 11172-3 (MPEG-1 Audio)レイヤ2準拠 |
サンプリングレート |
48kHz |
チャネル数 |
最大4チャネル(2チャネル/PES、最大2PESまで) |
ビットレート |
128kbps、192kbps、256kbps、384kbps |
システム |
多重化方式 |
ISO/IEC13818-1(MPEG-2 TS)準拠 |
A/Vインターフェース |
ビデオ信号 |
SDI入力:HD/SD BNC×1(SMPTE292M/259M準拠)、SDIスルー出力:HD/SD BNC×1
アナログコンポーネント入力:HD/SD BNC×3、アナログコンポジット入力:SD BNC×1(SMPTE170M準拠) |
オーディオ信号 |
SDIエンベデッドオーディオ入力:4チャネル(SMPTE299M/272M準拠)、アナログオーディオ入力:平衡2チャネル XLR-3ピン(オス) |
DVB-ASI出力 |
BNC×2(EN50083-9準拠)188/204バイトパケット |
IPストリーム伝送方式 |
RTP/IP、UDP/IP、ユニキャスト/ユニキャスト(Push)/マルチキャスト |
IPパケットロス |
エラー訂正機能(FEC、ARQ、Pro-MPEG FEC) |
コーデック遅延 |
通常遅延モード:800ms〜 低遅延モード:100ms〜300ms 超低遅延モード:33ms〜100ms ※2 |
ネットワークインターフェース |
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、RJ-45×2、
Auto-Negotiation/Auto-MDIX対応、PPPoE対応(LAN1ポートのみ) |
USBインターフェース |
USB2.0 TypeAコネクタ |
シリアルインターフェース |
D-SUB 9ピン(RS-232C又はRS-422)、RJ-45×2(RS-232C) |
電源 |
DC 8-18V(ACアダプタ使用時 100-240V 50/60Hz) 30W XLR-4ピン
|
外形寸法(W×H×D)mm |
222×42×338(mm) 〔突起物を除く〕 |
質量 |
2.6kg |
動作環境 |
温度:0〜50℃ 湿度:20〜90%(無結露) |
標準付属品 |
UTPストレートケーブル(3m)、電源ケーブル、RJ-45⇔D-SUB9ピン変換アダプタ、マニュアル |
※1、ビデオビットレートは低レートの設定が可能ですが、映像・音声の情報量に依存しますので、画質や音質を保証するものではありません。
※2、遅延量は、ASI伝送/MNB9000ENC・DEC対向時の値です。IP伝送時の遅延量はこれよりも大きくなります。
製品名 |
MpegBlockW |
型番 |
MNB9000DEC |
標準価格 |
オープン |
ビデオ |
符号化方式 |
ISO/IEC14496-10(H.264/AVC)に準拠 |
フレームサイズ |
1,920×1,080×59.94i/50i、1,440×1,080×59.94i/50i、1,280×720×59.94p/50p、720×480×59.94i、720×576×50i |
ビットレート |
HD:3〜20Mbps、SD:1〜20Mbps ※1 |
オーディオ |
符号化方式 |
ISO/IEC 11172-3 (MPEG-1 Audio)レイヤ2準拠 |
サンプリングレート |
48kHz |
チャネル数 |
最大4チャネル(2チャネル/PES、最大2PESまで) |
ビットレート |
128kbps、192kbps、256kbps、384kbps |
システム |
多重化方式 |
ISO/IEC13818-1(MPEG-2 TS)準拠 |
A/Vインターフェース |
ビデオ出力 |
SDI出力:HD/SD BNC×2(SMPTE292M/259M準拠)
アナログコンポーネント出力:HD/SD BNC×3、アナログコンポジット出力:SD BNC×1(SMPTE170M準拠) |
オーディオ出力 |
SDIエンベデッドオーディオ出力:4チャネル(SMPTE299M/272M準拠)、アナログオーディオ出力:平衡2チャネル XLR-3ピン(メス) |
外部同期 |
BB同期信号、3値同期信号 BNC×1 |
DVB-ASI入力 |
BNC×1(EN50083-9準拠)188/204バイトパケット |
IPストリーム伝送方式 |
RTP/IP、UDP/IP、ユニキャスト/ユニキャスト(Push)/マルチキャスト |
IPパケットロス |
エラー訂正機能(FEC、ARQ、Pro-MPEG FEC) |
コーデック遅延 |
通常遅延モード:800ms〜 低遅延モード:100ms〜300ms 超低遅延モード:33ms〜100ms ※2 |
ネットワークインターフェース |
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、RJ-45×2、
Auto-Negotiation/Auto-MDIX対応、PPPoE対応(LAN1ポートのみ) |
USBインターフェース |
USB2.0 TypeAコネクタ |
シリアルインターフェース |
D-SUB 9ピン(RS-232C又はRS-422)、RJ-45×2(RS-232C) |
電源 |
DC 8-18V(ACアダプタ使用時 100-240V 50/60Hz) 30W XLR-4ピン
|
外形寸法(W×H×D)mm |
222×42×338(mm) 〔突起物を除く〕 |
質量 |
2.6kg |
動作環境 |
温度:0〜50℃ 湿度:20〜90%(無結露) |
標準付属品 |
UTPストレートケーブル(3m)、電源ケーブル、RJ-45⇔D-SUB9ピン変換アダプタ、マニュアル |
※1、ビデオビットレートは低レートの設定が可能ですが、映像・音声の情報量に依存しますので、画質や音質を保証するものではありません。
※2、遅延量は、ASI伝送/MNB9000ENC・DEC対向時の値です。IP伝送時の遅延量はこれよりも大きくなります。
情報カメラ・支局間伝送・ライブ中継など
■定点カメラ
低コストなインターネット回線を利用して伝送が可能です。回線費のランニングコストを削減でき定点カメラの数を増やす場合に有効です。
■素材伝送
野球のキャンプ場や事件現場などの遠隔地からでも簡単に伝送可能です。急を要する素材伝送などに有効です。
■マルチキャスト配信
IPマルチキャスト配信で映像配信が可能です。公営レース関係の開催地から全国に一斉配信するなどの大規模ネットワークを構築するのに有効です。
■監視
複数のカメラからの映像をMNB9000DECに配信することができます。IPアドレスを指定することで、どのカメラの映像を再生するかを切り替えられますので、監視に使用できます。
【 活用分野 】
本文ここまで
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