H.264ビデオ符号化
従来のMPEG-2に比べて、約数倍以上の高圧縮符号化H.264を採用しています。解像度はSD（720×480）からフルHD（1,920×1,080）まで対応し、高画質の映像伝送が可能です。

高画質・高音質
HDにて、最大ビデオビットレートが、20Mbpsから24Mbpsに向上し、オーディオ符号化方式は MPEG-1 Layer2 はもとより、更に高音質・高圧縮であるMPEG-2 AACに準拠しました。より高画質な映像と、高音質が再現できます。

通信インターフェース
IP伝送用 LANインターフェース1000BASE-T×2ポートに加え、DVB-ASIインターフェースを標準で搭載しております。IP/DVB-ASIを切替えて使用することができます。

ユニキャスト／マルチキャストをサポート
FTTHを利用した遠隔地からの映像配信はもとより、マルチキャストを使用した大規模ネットワークでの映像配信ができます。

送信ストリームのシェーピング機能
従来のエンコーダは、ストリームをバースト状に送信する為、ネットワークが広帯域から狭帯域に変化する部分でパケットロスが発生しますが、MNB980ENCでは、シェーピング機能を搭載することで、この問題を解決します。

PPPoE機能搭載
エンコーダ／デコーダにはPPPoE機能を搭載しており、FTTH回線を直接本体LANポートに接続できます。後は本体の電源をONにすればすぐに映像配信／受信ができます。セットアップが簡単で、複雑な設定をする必要がなく、機器構成の簡素化ができます。

TOSベースのQoSに対応
TOSベースのQoSに対応しました。リアルタイム性、確実性が求められる音声や映像などのデータを、QoS機能（優先制御サービス）をもつ同一ネットワーク上で優先的に伝送することが可能です。

セキュリティ機能搭載
エンコーダ/デコーダ間でネゴシエーションを行い、認証した機器とのみ映像の配信/受信をおこないます。第三者からの割り込みや、なりすましを防ぐことができます。[ユニキャスト送信時のみ対応]。

ファイル通知モード対応
ファイル通知モードに対応しました。MpegBlockControllerで蓄積されたH.264ファイルを自動送信、自動受信、手動転送、トリガー転送が可能です。

業務用機器対応
ビデオ入出力にHD-SDI、アナログコンポーネント／コンポジット、オーディオ入出力にSDIエンベデッドオーディオ、バランス入出力（アナログ）を採用し、放送映像としても利用できる程度の高画質を実現しました。

FS・GENLOCK標準搭載
FSを内蔵し、BB、3値入力同期に対応したGENLOCKを標準搭載しました。

制御用RS232C／RS422を標準搭載［カメラコントロール機能］
シリアルポート・パススルー機能をサポートしており、デコーダに接続したカメラコントローラから、エンコーダに接続したカメラをコントロールすることができます。

無線LAN対応
無線LANに対応しました。USBポートに無線子機を接続すると、無線LAN映像伝送が可能です。
※使用可能なUSB無線子機については、弊社営業にお尋ね下さい。