Encoder ストリーム配信&蓄積機能
ストリームのリアルタイム配信とファイル蓄積を同時に行うことが可能になりました。最大蓄積容量とファイル自動削除を設定することで、最新の映像を一定容量保管することができ、情報カメラの簡易地震収録システムなどに利用できます。動作モードは「IP」「蓄積」「IP&蓄積」があり、システムによりベストな選択ができます。
ファイル通知モード対応
NASやUSB接続されたHDDなどにファイルが蓄積されると、ファイルの蓄積情報を通知することができます。MpegBlockController(別売)に新たに搭載されたStorage managerのファイル管理機能で、ファイルの自動送信、自動受信、手動転送、トリガー転送が可能です。
オーディオ符号化
MPEG-2 AACを採用しました。従来のMPEG-1Audioよりも高品質な音を、高圧縮で伝送することができます。
無線LAN対応
無線LANに対応しました。USBポートに無線子機を接続すると、無線LAN映像伝送が可能です。市販の無線親機とUSB子機を利用し、配線の難しい場所などに設置することで、今まで以上に映像伝送のエリアを広げることが可能になります。
※無線LANの仕様は、ご利用になる市販USB無線子機に準じます。
※使用可能なUSB無線子機については、弊社営業にお尋ね下さい。
Decoder ストリーム受信&蓄積機能
リアルタイムにストリームを受信すると同時に、そのストリームをファイルに蓄積することが可能となりました。NASやUSBタイプのHDDを組み合わせることで、情報カメラの収録としてお使いいただけます。動作モードは「IP」「IP&蓄積」に加えファイル再生モードがあり、システムによりベストな選択ができます。
TOSベースのQoSに対応
TOSベースのQoSに対応しました。リアルタイム性、確実性が求められる音声や映像などのデータを、QoS機能(優先制御サービス)をもつ同一ネットワーク上で優先的に伝送することが可能です。
民生仕様対応
映像・音声のインターフェースにHDMIを採用し、映像を利用しやすくなっております。
そのため、様々なシーンでご利用が可能です。(ただし、HDCPには対応しておりません。)
ビデオ符号化
従来のMPEG-2に比べて、約数倍以上の圧縮符号化H.264を採用しています。映像品質を保ったまま高圧縮することでベストエフォート型の回線などでも安定して伝送することができ、ランニングコストを削減できます。
送信ストリームのシェーピング機能
従来のエンコーダは、ストリームをバースト状に送信する為、ネットワークが広帯域から狭帯域に変化する部分でパケットロスが発生します。MNB964ENCでは、シェーピング機能を搭載することで、この問題を解決します。
パソコンレスで設定可能
機器本体正面に操作コンソールを標準搭載。ネットワークの接続に必要な設定やビットレートの変更などを行なえます。また、複数の設定をプリセットすることができますので、持ち出し先が複数ある場合でも事前に設定しておくことでスムーズな映像伝送が可能になります。
ファイル蓄積機能
エンコーダにて、USBに接続したSDカード、フラッシュメモリなどやNASに映像音声ファイルを蓄積することができ、そのファイルをデコーダはもとより、PCやサーバなどにアップロード(FTP転送)が可能です。MNB964では、エンコーダよりライブ映像をデコーダに送りながら、エンコーダ/デコーダそれぞれに接続した蓄積デバイスに、映像/音声を同時蓄積することが可能となりました。
エラー訂正機能(FEC、ARQ)搭載
ギャランティ型のネットワークと違い、ベストエフォート型のネットワークを利用した映像伝送では、パケットロスによる映像の乱れが顕著に発生していましたが、このエラー訂正により伝送中のパケットロスを補うことで、安定した鮮明な映像を提供できるようになりました。
超小型コンパクト設計
W148×H42×D240の1U 1/3の超小型設計。現場からの中継などの持ち出し時は、ビジネスバックに入れて持ち運べます。また、情報カメラで利用時のハウジングにも困りません。
製品名 |
MpegBlockW Portable |
型番 |
MNB964ENC |
標準価格 |
オープン |
ビデオ符号化 |
符号化方式 |
ISO/IEC14496-10(H.264/AVC)に準拠 |
フレームサイズ |
1,920×1,080×59.94i/50i、1,440×1,080×59.94i/50i、1,280×720×59.94p/50p、720×480×59.94i、720×576×50i |
ビットレート |
HD:4〜20Mbps、SD:2〜10Mbps ※1 |
オーディオ符号化 |
符号化方式 |
ISO/IEC11172-3(MPEG-1 Audio)レイヤ2準拠
ISO/IEC13818-7(MPEG-2 AAC)LC Profile準拠 |
サンプリングレート |
48kHz |
チャネル数 |
2チャネル |
ビットレート |
128kbps、192kbps、256kbps、384kbps |
システム多重化 |
符号化方式 |
ISO/IEC13818-1(MPEG-2 TS)準拠 |
入力インターフェース |
ビデオ信号 |
HDMI×1(HDCP未対応)
D端子×1(D1/D2/D3/D4) |
オーディオ信号 |
HDMIエンベデッドオーディオ:リニアPCM48kHz
アナログ不平衡:RCAx2 |
パケットロス対応 |
エラー訂正機能(FEC、ARQ) |
ネットワークインターフェース |
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、RJ-45×2、
Auto-Negotiation/Auto-MDIX対応、PPPoE対応(LAN1ポートのみ) |
シリアルインターフェース |
RJ-45×2(RS-232C) |
データ転送インターフェース |
USB2.0ポート×1※2 |
電源 |
DC 8-18V 15W(ACアダプタ使用時 100-240V 50/60Hz)
XLR-4ピン |
外形寸法(W×H×D)mm |
148×42×240(mm)〔突起物を除く〕 |
質量 |
1.3kg |
動作環境 |
温度:0〜50℃ 湿度:20〜90%(無結露) |
標準付属品 |
UTPストレートケーブル(3m)、ACアダプタ、電源ケーブル
RJ-45⇔D-SUB9ピン変換アダプタ、マニュアル、自動起動用ハウジング |
※1、ビデオビットレートは低レートの設定が可能ですが、映像・音声の情報量に依存しますので、画質や音質を保証するものではありません。 ※2、USBストレージの制約:ハードウェアによる自動暗号化機能の付いた製品は使用できません。ファイルシステムには[FAT32]を使用してください。
製品名 |
MpegBlockW Portable |
型番 |
MNB964DEC |
標準価格 |
オープン |
ビデオ符号化 |
符号化方式 |
ISO/IEC14496-10(H.264/AVC)準拠 |
フレームサイズ |
1,920×1,080×59.94i/50i、1,440×1,080×59.94i/50i、1,280×720×59.94p/50p、720×480×59.94i、720×576×50i |
ビットレート |
HD:4〜20Mbps、SD:2〜10Mbps ※1 |
オーディオ符号化 |
符号化方式 |
ISO/IEC11172-3(MPEG-1 Audio)レイヤ2準拠
ISO/IEC13818-7(MPEG-2 AAC)LC Profile準拠 |
サンプリングレート |
48kHz |
チャネル数 |
2チャネル |
ビットレート |
128kbps、192kbps、256kbps、384kbps |
システム多重化 |
符号化方式 |
ISO/IEC13818-1(MPEG-2 TS)準拠 |
出力インターフェース |
ビデオ信号 |
HDMI×1
D端子×1(D1/D2/D3/D4) |
オーディオ信号 |
HDMIエンベデッドオーディオ:リニアPCM48kHz
アナログ不平衡:RCAx2 |
パケットロス対応 |
エラー訂正機能(FEC、ARQ) |
ネットワークインターフェース |
10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T、RJ-45×2、
Auto-Negotiation/Auto-MDIX対応、PPPoE対応(LAN1ポートのみ) |
シリアルインターフェース |
RJ-45×2(RS-232C) |
データ転送インターフェース |
USB2.0ポート×1 ※2 |
電源 |
DC 8-18V 15W(ACアダプタ使用時 100-240V 50/60Hz)
XLR-4ピン |
外形寸法(W×H×D)mm |
148×42×240(mm)〔突起物を除く〕 |
質量 |
1.3kg |
動作環境 |
温度:0〜50℃ 湿度:20〜90%(無結露) |
標準付属品 |
UTPストレートケーブル(3m)、ACアダプタ、電源ケーブル
RJ-45⇔D-SUB9ピン変換アダプタ、マニュアル、自動起動用ハウジング |
※ビデオビットレートは低レートの設定が可能ですが、映像・音声の情報量に依存しますので、画質や音質を保証するものではありません。
※2、USBストレージの制約:ハードウェアによる自動暗号化機能の付いた製品は使用できません。ファイルシステムには[FAT32]を使用してください。
■MNB960シリーズはMNB920、940、980シリーズとの同機能に関しては相互接続が可能です。
情報カメラ・支局間伝送・ライブ中継など
|